- マンション・バリューアップ・
アワード2021
優秀賞
- マンションライフ・シニアライフ部門
- 高齢居住者のコミュニティ形成
- （いきいき100歳体操・
- ふれあいカフェ、児童見守り）
髙橋 孜 様
- プラウドシティ淵野辺いきいき100歳体操の会
- 会長
目次
- プラウドシティ淵野辺 平成26年2月竣工（築7年）
プラウドシティ淵野辺内で「いきいき100歳体操」会を平成28年に設立しました。「いきいき100歳体操の会」を発足したきっかけは、当初は自分の為、家族の為を考えて行動しておりましたが、今では家族だけではなく同じマンションに住んでいる高齢者を含めたコミュニティ形成のため、活動しています。既に、要支援者２名の方が参加されています。当時の会員は15名でしたが、現在の会員は、最高齢95歳で30名になりました。また、本会では、高齢者間の交流を深めるため大人カフェや地域の為に児童の見守り活動もしています。
- 高齢者のフレイル予防として、体操を行うことによる筋力維持と日常生活を助け合える仲間づくり
- 高齢居住者間のコミュニティ形成、助け合える関係性の構築
- ①いきいき100歳体操
- 神奈川県相模原市より、会員に用具（錘とバンド）と本会に対して指導用CDの貸し出しを受けています。週に二回（水曜日・日曜日）1時間程度、マンション内のパーティールームで体操を行っています。体操の内容は、準備体操、筋力体操、整理体操、お口の体操のCD
- ※現在コロナの為声出しの「お口の体操」は自粛してます。
- ②ふれあいカフェ
- 月1回、マンション内パーティールームでふれあいカフェを開催し、ワンコイン（100円）でカレーや焼きそば、近くの「特別支援学校」の生徒さんが作ったパンを提供したり、料理を作ったり、住民による手作り作品の展示会や近隣病院の情報交換、防犯対策などについて毎回トピックスを変えて交流を深める話し合いの場を設けています。大盛況で毎回80人～100人参加しています。
- ※現在はコロナ流行期間中の為、食事の提供ができませんので休止しています。
- ③児童見守り
- 児童の通学路での見守り活動を毎週火曜日に行っています。
- 資料1
- 資料2
- 私共のマンションは８年目とまだ近在とのお付き合いが少ない中で、この春「いきいき100歳体操」と通学児童の「見守り活動」が評価され公民館から代表者が表彰され、自治会だよりにも掲載されました。
- ■ 苦労した点・工夫した点
- ８年前に、突如出来た３４０世帯のプラウドシティ淵野辺、なんと部屋番号のみ表示された戸数の多いことか…。 その街で、共助を如何に実現するかに悩みました。先ずは、同じフロアの住戸との繋がりをと、パーティールームでの食事会からお友達作りを始め、そこから仲間づくりの輪が広がり、３本の輪が出来ました。あと、１本輪を作り、更に楽しい街にしたいと考えております。
- 居住者の声
- コミュニティが壊れつつあると言われています。その中で、当マンションでは各種イベントを通じて、世代を超えたつながりができているのだと思います。参加は、あくまでも本人の自由意思で、無理なく長く続けられるように強制されることはありません。皆さんが主体的に関わっているので楽しい空気が広がっているのだと思います。「おたがいさま」の精神が皆さんの中にあって、何かあった場合には、自分ができることをする。それが、安心できるマンション生活につながっているのだと思います。
- 本件を実施するのに掛かった費用（掛かる費用）
- 本件を実施することで削減することが出来た費用
（出来る費用）
- 資料3