SHO 390 | MANSION INNOVATION FORUM 2021

当マンションは名古屋中心地から車で１時間ほどある南知多町にあるリゾート型タワーマンション（築２７年）では南海トラフ巨大地震に備え、知多南部消防組合の広域連携、住人の救助、避難訓練を毎年秋ごろに行っています。
本訓練にはチッタナポリタワー管理組合法人と知多南部消防組合が中心となり企画立案し、年々内容を拡充し開催しております。
特にこの地域は、同規模のタワーマンションや大規模建築物が少なく、消防組合としても訓練ができる場所を探しており、また管理組合でも郊外地域の為、災害時の円滑な救助ができるよう積極的に協力をしております。
南海トラフ巨大地震等、大規模な災害に備え広域な連携が取れるよう、愛知県航空隊、名古屋市航空隊とも連携し救助ヘリの訓練も併せて実施する企画を行いました。

高層建築物火災への対応（航空機との連携、高層建築物の消防用設備等の取り扱い）を図るとともに、訓練に参加したマンション住人の防災意識の向上を図り、今後の南海トラフ巨大地震に備え、消防署の連携訓練、実地訓練を行い消防署の高層建築物に対する救助訓練の場所を提供し、地域の防災に寄与することも目的としています。
民間業者も訓練に参加し、防災設備について消防組合へ講習を行い、知識向上に務めるよういたしました。