マンション・バリューアップ・
アワード2021
佳作
工事・メンテナンス部門
共用部のコンバージョン、
トランクルームの新設
小家 浩輔 様
野村不動産パートナーズ株式会社 技術課長
目次
背景
目的
実施内容〈バリューアップ〉
実施結果
苦労した点・工夫した点
居住者の声
背景
目的
実施内容〈バリューアップ〉
実施結果
苦労した点・工夫した点
居住者の声
本件を実施するのに掛かった費用(掛かる費用)
本件を実施するのに掛かった費用
(掛かる費用)
本件を実施することで削減することが出来た費用(出来る費用)
本件を実施することで削減することが
出来た費用(出来る費用)
築1年目の都心のマンションの駐車場にて、元々の仕様として住戸数+αの駐輪ラックが設置されていたが、全戸入居後も駐輪場に数十台の空きがある状態であった。都心・駅近くの高級仕様のマンションであったからか、自転車の利用者が少なく、区の条例に基づく駐輪ラックの台数と需要の間に齟齬が生じている状態であった。一方で、竣工時の仕様ではトランクルームの設置は無いが、前にお住いのマンションでトランクルームを使われていた居住者から、トランクルーム設置の要望が上がっていた。
居住者のニーズに合わせた共用施設の修正。
利用頻度の少ない施設を用途変更し、資産価値の向上。
駐車場をトランクルームへコンバージョン
役所の建築指導課、所轄消防と協議
駐輪ラックを一部撤去
消防設備の改修
トランクルームの間仕切り新設
改修計画 TRプラン
管理組合にとって、マンションの付加価値、利便性を向上できる提案となった。
空きの多い駐輪場スペースの有効活用
トランクルーム利用による利便性向上、付加価値の向上
トランクルーム利用料による管理組合の収入増加
■ 苦労した点・工夫した点
用途変更および間仕切りの追加工事となるため、所轄の建築指導課および消防署と事前協議を密に行った
居住者の声
貸し出し開始と共に、希望者が殺到し、27区画のトランクルームの利用率は100%となった。
居住者のニーズの多い施設を設置することができ、居住者の満足感も高い。
本件を実施するのに掛かった費用(掛かる費用)
既存駐輪ラック撤去:139,700円
トランクルーム設置工事:3,080,000円
スプリンクラー増設工事:1,540,000円
自動火災報知器改修:264,000円
計:5,023,700円
本件を実施することで削減することが出来た費用
(出来る費用)
費用削減ではないが、1区画8100円×27区画=218,700円/月の収益増となり、初期投資を約2年で回収できる見込み。
資料1
資料2
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